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3月1日(木)渡る世間は…… 〜ケヴィン・ウィリアムソン「鬼教師ミセス・ティングル」 (1999年)
最近あんまり見かけなくないですか、「鬼」。
いや、とはいっても、昔は道端でよく出くわしたとか、そういうんじゃないですけど。
軍隊に入れば鬼軍曹が、スポーツをすれば鬼コーチが、TVをつければ鬼束ちひろが。
日常のあらゆるシーンに「鬼」が欠かせなかった気がします。
そんなわけで、今回は、もはや絶滅寸前の希少種、「鬼教師」の映画です。
舞台はとある高校。
主人公は、奨学金をゲットして進学を狙う乙女、リー・アン。
そのためには、歴史の課題でAをとることが必須の条件。
ところが歴史を担当しているのは、きびしいことで有名な鬼教師、ティングル先生。
これは絶望的。
なんとか思い直してもらおうと、リー・アンが女優志望の親友のジョー・リンと相談していると、現れたのが落ちこぼれのルーク君。
彼が手に持っていたのは、なんと盗み出した歴史の試験問題!
そこをタイミング悪く、ティングル先生に見つかってしまいます。
誤解です、単位を下さい、先生!
と、3人は先生の家まで直訴しに行きます。
ところがさすがは鬼教師、取り付く島もない。
するとこの3人、こともあろうに、先生をベッドに縛りつけ、監禁してしまいました。
こうして見ると、どっちが鬼だか分かりゃしませんが、そこは百戦錬磨のティングル先生。
身動きとれずとも、お口は達者。
ジョー・リンがルークに惚れているのを見抜くと、リー・アンとルークの仲をほのめかして仲間割れを画策。
巧みな話術で、ジョー・リンを味方につけようとします。
ティングル先生が縛られているのをほどいて脱出、なんてお決まりのシーンもきちんと用意されていて、で、まあ、先生と生徒のこの「鬼ごっこ」、どっちが勝つかはぜひ実際にご確認ください。
ところで、この作品の見どころは、まさにそのユルコワ具合にあります。
監督のウィリアムソンさんは、「ラストサマー」「スクリーム」などで、青春+ホラーというジャンルを築いた脚本家。
本作もその延長線上。
3人の生徒たちの恋愛模様と、ティングル先生監禁事件(バリバリ犯罪ですよね)、いったいどっちが大事なのよ?
とツッコミを入れたくなるムードで話は進んでいきます。
マジメに見てると腹が立つかもしれませんから、巨大なポップコーンとコカコーラでも用意して、気分はアメリカのハイスクール!
Yeah!
Wow!
って感じでご鑑賞なさるのが正しいかと。
ヤボなことは言いっこなしってことで、ひとつ、よろしく。
みんな実はちゃんと知らない、様々なお得サイト