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3月25日(日)厳格オカンと念力娘 〜ブライアン・デ・パルマ「キャリー」(1976年)
噴火。
地震。
そして、怒り。
どれも、たまりにたまったエネルギーが、こらえきれずに爆発したとき、おそろしい結果を呼びます。
この「キャリー」、そんな大爆発系の1本。
女子高生、キャリー(シシー・スペイセク)の爆発が見どころですが、その前に、キャリーのオカン(パイパー・ローリー)が怖い。
みなさんの中学・高校時代も、クラスに必ず、やたらと厳格な家、というのがあったと思います。
「門限は5時!」
「映画なんてとんでもない!」
そんな感じ。
キャリーのオカンは、それをさらに100倍にしたイメージです。
この、熱心なキリスト教徒のオカンにきびしく育てられたキャリー。
思いっきりオドオド、ビクビクした娘に成長します。
学校生活は、彼女にとって灰色の世界。
友達は、いません。
そんなキャリーですが、級友の気づかいで、クラスのイケメン、トミーくんとダンス・パーティに出席することになりました。
怖いオカンに逆らって、口紅を塗り、ドレスを身にまとう。
しかし、そのパーティの席上、クラスの不良たちは、公衆の面前でキャリーに大恥をかかせようと、あるとんでもない計画を実行するのでした。
ここでついに、キャリーが爆発。
実は彼女、念力の持ち主だったのです。
彼女が叫べば、机や椅子が宙に舞い、至るところに火の手が上がる。
長年つもりつもったキャリーの怒りがついに放たれるこのシーンを、デ・パルマ監督は優美なスローモーションを多用し、独自の映像美学で描いています。
なかなか一見の価値ありです。
さて。
まあ、話は落ち着くところに落ち着いて、一件落着。
そう思ったところで、あっと驚くショッキングな演出が!
最後の最後まで、気を抜かずにご覧下さいませ。
余談ですが。
ひ弱な念力娘、キャリーをこのうえなく見事に演じ切ったシシー・スペイセク、どう見ても、うん、高校生!
なんですが、実は当時、27歳だったとか。
「バベル」で高校生役の菊地凛子さんももう26歳だそうですが、なかなかいい勝負のような気がします。
見比べてみるのも、おもしろそうですよ。
みんな実はちゃんと知らない、様々なお得サイト